和島誠一賞 |
和島誠一賞選考結果通知 |
文全協 和島賞選考結果についてお知らせします。 文化財保存全国協議会第5回 和島誠一賞選考委員会を4月3日大阪において催し、田中義昭委員長7名の選考委員のもとで、検討し、個人賞5候補のうち吉田晶氏、団体賞5候補のうち文化 財保存新潟県協議会、文化財フォーラム愛媛が受賞することとなりました。 文化財フォーラム愛媛は、危機に瀕した中世城郭を救済し、県文化行政を転換させ、2002年国史跡湯築城跡指定を実現した道後湯築城を守る県民の会の功 績と、湯築城公園を中心に湯築城ウォーク・講演会など市民の学習運動をしていること、広く愛媛県全体の文化財の調査・研究・学習・保存・活用に取り組んで い ることによるものです。 あらためて6月6日八王子大会での文化財保存全国協議会第5回 和島誠一賞授賞式(表彰楯を記念品)の案内を差し上げますが、第5回和島誠一賞(団体)受賞をお喜びします。なお当日のマスコミ関係の取材は歓迎します。 土居・矢野・川岡・島津様にご協力いただいたことに感謝し、結果をお知らせする次第です。 文化財保存全国協議会第5回 和島誠一賞選考委員、代表委員 十菱駿武 |
和島誠一賞受賞について |
和島誠一氏は日本を代表する考古学
者だった方で、戦後すぐに行なわれた岡山県の月の輪古墳の発掘は、一般の住民とともに遺跡調査に取り組んだ画期的な調査として知られています。 文化財が一部の学者・専門家のものではなく、まさに国民の共有財産であることを身をもって示した方といえましょう。このような方の名を冠する賞を拝領す ることは大変光栄なことで、それは湯築城跡を守っただけで終わらず、同城跡を始めとする多くの文化財を活かす活動を継続していることが、認 められたものと信じます。 |
和島誠一賞表彰盾
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表彰式・文全協十菱代表のスピーチ |
文化財フォーラム愛媛土居代表委員の報告 |